フォトダンプとは?
フォトダンプとは、ある期間の暮らしを、気取らない写真と動画のセットでひとつの投稿にまとめたものです。夜ごはん、帰り道、鏡越しの自撮り、電車から見た夕焼け。完璧な1枚の代わりに、1週間や1ヶ月の手ざわりをシェアして、セット全体でストーリーを語ります。
フォトダンプはどこから来た?
複数枚の投稿は2017年にカルーセルが登場してから可能になりましたが、「フォトダンプ」という名前の形式として広まったのは2020年ごろ。パンデミックの間、1枚で投稿したくなるような大きな出来事がある日はほとんどなく、人々は小さな瞬間をまとめて投稿するようになりました。
シェフィールド大学でデジタルコミュニケーションを教える上級講師のYsabel Gerrardは、このトレンドの背景にいくつかの要因を挙げています。広告だらけで作り込まれたフィードへの疲れ、もっと本物らしい投稿への憧れ、そして昔からの習慣。フォトダンプは、旅行やイベント、季節ごとに整理してきた紙のアルバムとよく似ているのです。
なぜ定着したのか
- プレッシャーが少ない。1枚で投稿を背負う必要はありません。少しブレた写真も、いい写真の隣に置けば雰囲気づくりに一役買います。
- あなたらしさが伝わる。ばっちり決めたポートレート1枚より、小さな瞬間10枚のほうが、実際にどう過ごしたかを物語ります。
- 自然なリズム。ダンプは、週末、旅行、1ヶ月という暮らしの区切りにぴったり。だからこそ、1日ごろに投稿する毎月のダンプが、多くの人の習慣になりました。
「ラフさ」は選んでつくるもの
いいフォトダンプは、何気なく見えて、実はまったく何気なくありません。Gerrardは社会学者アーヴィング・ゴッフマンの言葉を引いています:偶然の自己呈示などというものは存在しない。どの9枚を選ぶか、どれを最初に置き、どれで締めるかは、やはりあなたが決めること。でもそれは朗報です。いいダンプは、練習で身につくスキルだということだから。
いいフォトダンプの条件
- 1枚目でつかむ。スワイプされるかどうかは表紙で決まります。いちばん強い写真か、意外性のある写真から始めましょう。詳しくはフォトダンプの並べ方ガイドで。
- 距離感に変化を。引きの写真(街並み、景色)、中くらいの写真(自分、友だち)、寄りの写真(ごはん、手元、チケットの半券)を混ぜましょう。
- ひとつの軸。色、街、季節、あるいはシンプルに「今月」。それがセットをまとめてくれます。
- 説明しすぎないキャプション。短くてそっけないくらいがちょうどいい。アイデアが欲しいならフォトダンプのキャプション120選をどうぞ。
動くフォトダンプ
定番はカルーセルですが、写真が次々とアニメーションで現れる短いストーリーやリールにしても素敵です。この形は毎月のまとめに特にぴったり。勝手に再生され、日付が入り、動画クリップを元の音声ごと入れられます。


そのために作られたのがGrainです。写真と動画を選ぶだけで、レイアウトし、アニメーションをつけ、日付を入れて、9:16の動画か静止画としてすぐ投稿できる状態にします。
よくある質問
フォトダンプってどういう意味?
フォトダンプとは、ゆるくつながった何枚もの写真や動画でできたひとつの投稿のこと。たいていは週末や1ヶ月など、ひとつの期間のものです。誰かのカメラロールをめくっているような、あえてのラフさが特徴です。
フォトダンプの写真は何枚がいい?
いいダンプの多くは6から12枚に収まります。ストーリーを語るには十分で、1枚1枚にちゃんと意味がある枚数です。カルーセル投稿は最大20枚まで入れられますが、多ければいいというものではありません。
フォトダンプは無加工じゃないとダメ?
大切なのは「作り込んでいないように見える」こと。それは「何も考えていない」とは違います。ほとんどの人は写真を慎重に選んで並べ、加工は控えめに。そうすると、散らかって見えずにリアルな雰囲気が出ます。
フォトダンプとまとめ動画の違いは?
かなり重なっています。まとめ(リキャップ)はふつう1ヶ月や1年など決まった期間を扱い、短い動画のように動くことが多いもの。ダンプはどんな瞬間の寄せ集めでもOK。毎月のフォトダンプはその両方です。